ガンダムX
続くね......ガンダムさん。
本当は、最初に話題に出すべきガンダムだったんだけどね。
......ララ?
『月はいつもそこにある』は、ガンダムX最終話のサブタイトルなんだよ。
タイトルとして「言葉」を借りた......ってことかな?
そう。
僕のH.N.は月そのものだし、
瑠璃子さんのことも絡めて、HPタイトルに「月」という言葉は絶対に入れたかった。
でも、色々考えても良いのが浮かばなくて......
ガンダムシリーズの中でも『X』は好きな方だったから、いっそのこと借りてしまおうと......
ふぅん、そういう訳ね。で、そこに込めた想いが ここ の これ なんだね。
そういうこと。で、いっそ借りるなら徹底しようと思い......
その結果が、色んな所のタイトルに現れてるのね。
です。
......それじゃ、
最初に話題に出るべきだったはずのGXが、こんなに後回しになっちゃったのは......どうして?
瑠璃子さんのことが最優先だったのと、
普通の羽よりも機械の羽に偏っているという方向性を示しておきたかったのと、
GXが一見して......というか普通の見方では羽付きには見えないこと、
......の三つかな。
一番目と二番目は良いとして、三番目は......
説明が要るよね?
......うん。
GX最大の特徴は、もちろん「サテライトキャノン」。
そのエネルギー源は月面の太陽光発電施設から送信されるスーパーマイクロウェーブで、
GXにはこれを受信するための「リフレクター」という機構がある。
背中にあるんだよね。普段は折り畳まれていて、展開すると「X」の字型になる。
そう。
サテライトキャノン発射時はもちろん、飛行時にも受光部を後ろにして展開するんだけど、
これが何だか羽っぽいな......と。
推進力としてエネルギーを放出している飛行形態時は特に。
ん~、......そう言われてみれば、そんな気がしないでもないね。
で、ダブルエックスでは展開したリフレクターが左右それぞれで「横向きW」状で三対六枚に見えて、
三対六枚というと......熾天使(セラフィム)の羽。
ただ、DXは飛行時に展開しないから、羽っぽい度は下がる。
なるほど......確かに普通の見方ではそうは解釈しないね。
でしょ。
こだわりついでに言うと、GXの系列(X・Xディバイダー・DX)の中でも、GXが一番好きなのね。
......また、色々、細々と想いがあるんでしょ?
うん。色々、細々とね。
......マイセンの皿を割ったのはお前だ。
先行入力しないでよ...... V2ガンダム の時みたいにくどくはならないから。
じゃ、空キャンセルする。
......それはどうも。で、話して良い?
ん。
リフレクターを閉じた状態のGXは、系列三機の中で唯一左右非対称のシルエットなんだよ。
そうだね。そのアンバランスな感じが良いの?
うん。
収納状態のサテライトキャノンの砲身を斜めに背負っていて、
そのサテライトキャノンの砲口とは反対側に大型ビームソードが装備されていて、
太刀を背負っているような感じに見えるのも好き。
背負っている感じ......か。
背負うというなら、サテライトキャノンという強大な力と、その力の持つ運命をも背負う......
そんなことも感じさせる......よね。
実際のところ、「戦争を最悪の形で終わらせた」事実を背負っているしね。
そっか......だから......
だから、余計に羽のイメージを重ねたい...... そういうところもあるのかな?
そうだろうね。......そう思うよ。
そういうわけだね......
『機動新世紀ガンダムX』 | © 創通・サンライズ |
『ラーゼフォン』 | © BONES・出渕 裕 ⁄ Rahxephon Project |
『星方武侠アウトロースター』 | © モーニングスター・サンライズ ⁄ 集英社・創通 |